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HideboH × 川本 成 インタビューを実施
今回、HideboH(企画統括)さん×川本成(企画協力)さんという『Soul of Sole』の企画に携わるお二人による対談が実現!追加募集も始まった「1期生メンバーオーディション」への参加を検討している皆さまへ熱いメッセージが届きました!
追加募集は5月31日(日)まで受付中。オーディションのエントリーは、下記AUDITIONページより詳細をご確認のうえ、ぜひご応募ください!
【HideboH × 川本 成 対談】
<その“音”を聞かせに来てほしい>
川本 成:
「まず、『Soul of Sole(ソウル・オブ・ソール)』とはいったいどんな企画なのでしょうか」
HideboH:
「『Soul of Sole』は『タップの靴底に宿る魂』というタイトルで、確かにタップダンスの企画ではあるんですけど、その『靴底』にはドン底という意味合いもあって、ドン底から人生這い上がってほしいという願いがこもっています。
オーディション企画ということで、タップダンスができないといけないと思われている方も多いと思いますが、僕自身はタップダンスを『音』と捉えているところがあって、皆さんそれぞれの人生にも、自分に響く『音』というものが何かあると思うんですよね。すべてのエンターテインメントを目指す方が、ドン底から這い上がるために、自分の持つ『音』を聞かせに来てほしいという思いが込められた企画ですね」
川本 成:
「アニメ、漫画、そして舞台なども視野に入れたすごく巨大な企画ですよね。ただタップとなると意外となじみが薄いかもしれない。これは難しいんじゃないかとか、ハードル高いんじゃないかと思っている方もいると思うのですが」
HideboH:
「実は私としてはタップダンス経験ゼロ、まったく出来なくていいから来てほしいです。それは今後我々と全部作っていくものなので。『タップダンスを出来る人が来てください』というオーディションではないです。やはり人生の扉を開けるという意味では、どんな人でもやる気があればそれでもう十分です」
川本 成:
「難しいんじゃないか、怖いんじゃないかと思っている方もいると思いますが」
HideboH:
「オーディションでタップダンスの振りの審査があるとかではないですから、まず自分のエナジー、パッションがある人。何かを迷っていて扉を開けたい人、そういう人のエネルギーが見たいし、来てほしいですね。その人たちとタップダンスをこれから一緒にやっていきましょうという企画なので」
川本 成:
「声優に憧れている方が、その声優という演技、声の演技というものとプラスして、体の表現とか動きの魅力とかタップダンスというものを一緒になって覚えることができるような企画、と捉えてもいいということですか?」
HideboH:
「そうです。振り付けの中には様々なものがありますが、それを全部覚えてもらうという意味ではありません。(タップは)使っていきますけど、足だけのタップという意味ではなく、体も叩いたり、ボイスパーカッション、ボディーリズム、すべてを使います。どれかができなければ受けられないということはまったくありません。」
川本 成:
「そう言われてみれば、今スマホとかもタップするって言いますね」
HideboH:
「いろんなタップがありますから。(普段から)タップしているわけですよ」
川本 成:
「だから日常にいろんなリズムが潜んでいるというか、我々が既にその中にいるってことなのか」
HideboH:
「いますね。生きていてもバイオリズムというのはあります。リズムの中に生きているので、様々な皆さんの音、自分の抱えている音、リズムを聞かせに来てくださいということが真義と言ってもいいかと。そういった意味では直感的に、感覚的に、衝動的に来てくれたら。未来の扉を開けるという意味では自分も挑戦ですし、『Soul of Sole』の企画自体も挑戦ですし、未来の皆さんをお待ちしているというのが正しい表現だと思います」
川本 成:
「このオーディションに合格したら、タップの頂点の方に教えてもらえるということですよね」
HideboH:
「1から全部教えていきますので。本当にいらしていただければ」
川本 成:
「逆に言うとHideboHさんが今の若者たちと交わりたいという理由もあるんですか?」
HideboH:
「ありますね、やはり。感覚も違うし、若者は自分にないものを持っていますよね。だから私は勉強の意味でその人たちの何かを吸収したいし、その人たちと出会ったことにより全然違うタップダンスが生まれると信じています。そういったことへの挑戦ですね」
川本 成:
「タップダンスって口で表現できないものだから、そういった意味でもちょっとこれは楽しみな話ですよね。タップというのはチップが音を奏でるだけじゃなくて、お芝居でのリズムを刻んだりすることもできるということですよね。とすると企画の広がりはいろいろありそうですよね」
HideboH:
「タップダンスも種類があって、リズムタップというのはもともと感情表現の一つと言われているので。ショーで見せるブロードウェイのショースタイルのタップダンスというのもあるんですけど、自身の喜怒哀楽、感情表現をリズムでやっているということもあるんです」
川本 成:
「奥深いですよね。どこで誰ととか、どこで何と出会うかによって人生って大きく変わったりすると思うんですけど、HideboHさんはどこでタップと出会ったんでしょう?」
HideboH:
「私は両親がタップダンサーだったんですね。だから自動的になったと思われがちなんですけど、そうでもなくて。僕は6歳からやっていましたが、タップダンサーにはなりたくない、小学校を卒業したらタップダンスはやめる、野球選手になりたいと思っていたんです。どこかで自分自身の素養と自分自身とは何かということに向き合う時が来るんですね。これがやっぱりタップダンスとなったんです。自分にとってはタップダンスが救世主みたいなもので、挫折した時に救ってくれたのがタップダンスだったので、今度はタップダンスに恩を返していこうと思いながらやっております」
川本 成:
「HideboHさんは日本でのタップダンスの先駆者ですよね」
HideboH:
「ニューヨーク留学から帰ってきた時には、大きな葛藤がありました。それはやっぱり日本人でタップダンスする自分とは何だということでした。アメリカの友達にも言われたんですよね、『君のアイデンティティーは何だ』と。アメリカ人の真似をしていた自分、というのがいたわけです。タップダンスってかっこいいですから、どうしてもかぶれるというか。色々言われているうちに、日々日本人としてタップをやっている意味は何かを考えて、そこから歌舞伎とか色々なもの見るようになり、和太鼓を聞くようになったり。アメリカ人にないリズム、フランス人にないリズム、イタリア人にないリズム、『自分のリズムは何か』と。そうして色々やっているうちに、神様がプレゼントくれるんですよ。たまたま公演に北野武監督が見に来てくださって。あれ面白いよねってなって『座頭市』(映画・2003年上映・北野武監督)に繋がったんです」
川本 成:
「『座頭市』の最後にタップを持ってくるという。斬新ですよね」
HideboH:
「あの時の武さんのお言葉は覚えていて、最後は村祭りで『盆踊りとかに『めでたしめでたし』ってやるんだけど、そこがタップダンスっていうのは今までにないから、世界中びっくりしてくれたら面白いね』っておっしゃっていて。それが武さんの何か一つのチャレンジと、こんなことやっちゃったら面白いだろうなっていう才能のところだったんでしょうね」
川本 成:
「あのタップを見た海外のご友人とかってどういう反応を?」
HideboH:
「僕は行ってないんですけど、ベネチア(映画祭)で観終わった後の風景をニュースでやっていて、全員がスタンディングオベーションだけじゃなく、踊っている」
川本 成:
「これは見事というか痛快ですね」
HideboH:
「あんなに何ていうか、ちょっと涙が出るような、世界中の人を踊らせたわけですよね。そこに流れていたのは僕たちのタップダンスで。こんな光景あるんだなということを覚えていますね」
川本 成:
「やはり言語という壁はあるけれど、言語の元の元の元をたどると、それがリズムだったりするという意味では世界に共通する何かのノリがあったからそうなったわけじゃないですか、通じたってことじゃないですか」
HideboH:
「言葉なくしても、世界とワールドワイドに繋がれる。タップダンスという言葉も、ジャンルもそうですけど、リズムとか音というのは伝わるわけなんですね」
川本 成:
「アニメ、漫画、吹き替え云々のもう1個ハイブリッドにリズムということが今回加わっているので、そこは何かの壁を越えるかもしれないですね」
HideboH:
「人の意識が繋がったり、大きな壁を越えて人類が繋がれるということは、これは大きな土台としてそういった意味がありますね」
川本 成:
「今回、アニメや漫画、日本の誇る文化とタップダンスが混ざった時に独自のものが、リズムが生まれる企画なんですよね」
HideboH:
「これは本当に、本当に新しいものをね」
川本 成:
「全員が思い描いてるものよりも斜め上にボンと新しいものが生まれる可能性はありますね」
HideboH:
「そうですね。固定概念というか、『こういう感じかな』というのを一回取り外して、エンタ-テインメントを目指すすべての人に可能性を感じていただけたらと思います」
川本 成:
「来年、再来年、思いもよらない形のライブをやっていったり、何か想像を絶するものが出来上がっていったりする可能性はありますよね」
HideboH:
「本当にあります。そこを目指していますし、今回はスタート、本当にはじめの一歩ですので、どんな方でも来てほしい。年齢も何も関係なくオーディションに来てほしいですね」